2025.11.27@京都アイガットサロン深い感動の中で終了
- Hirofumi Okamoto

- 11月28日
- 読了時間: 3分
2025.11.27@京都アイガットサロン深い感動の中で終了
11月は、神回と呼べる「アドリブ味見の会」が続きましたが、今回のアイガットサロンでの会は、また「ワンランク上の神回」になりました。

この日は、西村泳子(バイオリン)さんと大阪のアシスタント、ナンシーさんこと木村直子(バイオリン)さんも参加。
ギターは、アドリブを味見の会で初めて体験して2回目の人(初心者)からうちのギター教室の生徒さんまで。初回参加者は、居なかったので、いつものように、All of meをバラードテンポで。
この時点で、毎回参加の鍵盤ハーモニカ、チェロ、ギター、全ての参加者が、今までと全然グレードアップしたソロをされていました。
ちょっと休憩を挟んで、テンポアップしてウォーミングアッププログラム。
ウキウキした気分が、会場に広がったところで、その早いテンポで、All of meを1コーラスづつ回しました。今までになくメロディアスなアイディアが、次の人、次の人と繋がり、高揚感が高まり、結局、1時間ほど、ノンストップで演奏。
ナンシーさんが「2ヶ月空いて来てみたけど、みんなもう全然違うやん。こんなに変わるものなんや」とため息まじりで感想をおっしゃってました。西村さんも「もう、これでいいやん、と思う人が何人も居た。タジタジって言う感じ」とおっしゃってました。
それでも、サクサクと進んだため、時間が余り「じゃ、最後に、バラードテンポでもう一度最初のAll of meを」やり始めたところ、これがそれぞれが今までにない感動のある演奏を始めたんです。
バラードの体をなす、と言うのは、並ではないものなんです。
終わった後は、全員がため息しかなかった。
西村さんが「バラードの楽しみ方に開眼した気がする」と仰っていました。
僕も「音楽は、感動がゴール」と言うのを目の当たりにした気持ちです。
あと、アドリブ味見の会は「アンサンブルプレーヤーの育成」なんだ、と感じました。
そして、ソロ演奏や譜面に書かれたものと違って、より大きな感動が、指が動く、動かないという問題を超えて、
アンサンブル次第で引き起こされる、と言う事も、今回、僕が目の当たりにした事です。
また、書かれたものでなく「アドリブをする意味」「アドリブをする価値」について、
僕には、何か納得するものがありました。
どうやれば、感動的な演奏ができるのか?
この問いについては、もう言葉にすればするほど、遠ざかる気がします。
ただ、感動的な演奏の中に身を置く、と言うのは、もっとも近道のような気がします。
初心者、アマチュア、プロ、いろんな人いた中で、全員が深い何かを味わった。
テクニック以上に、音楽に対する目線で、全てが変わる。
やっぱり、指導とかいう問題ではない。僕は、音楽家であれば、音楽でそれを伝える。
それが仕事だと、深い感じた1日でした。
これも、今回参加いただいた皆さまのお陰です。
誰一人欠けても、今回のマジックは起こらなかった。
本当にありがとうございます。 アイガットサロンでの「アドリブ味見の会」は、2月。 アドリブ味見の会のお申し込みは、以下から https://www.kyoto-music.com/schedule



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