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ジャズ・アドリブのコツは「教わらない」こと?京都・アドリブ味見の会レポート(2月19日)

2月19日、京都・アイガットサロンにて「アドリブ味見の会」を開催しました。 アシスタントの西村泳子さん(Vn)が急病で欠席という波乱の幕開けでしたが、蓋を開けてみれば、千葉からの初参加者や10年ぶりにギターをケースから出したという方まで、多才なメンバーが集う熱い会となりました。

10年ぶりにギターを手にした人も楽しみました


1. 「もっとゆっくり」が、上達への最短距離

最初はあえて音数を極限まで減らした課題曲からスタート。 私が次のステップへ進もうとすると、常連の皆さんから「いや、もっとゆっくり進めましょう。これが良いんです」とたしなめられる場面がありました(笑)。

テクニックを詰め込むのではなく、一つひとつの音を慈しむ。参加者の皆さんが自分自身の進化を楽しみ、お互いの音を「高級な音だ」「ハートが出ている」と讃え合う光景は、主催者として本当に誇らしいものでした。

2. 寺井豊氏から学んだ「引き算の美学」

中盤のメニューは、F Bluesを使った最新のウォーミングアップ。 「こんなに簡単なことで、ちゃんとブルースになるんだ」という驚きの声が上がりました。

少ない音で人を魅了する。これは私がギタリスト・寺井豊さんとの経験から学んだ、音楽の根源的なあり方です。最後はアップテンポで演奏しましたが、「最初からジャズになっている!」「クセになりそう」と、目から鱗が落ちる体験をしていただけたようです。

3. 私たちは「音楽を教えない」

今回の会を通じて再認識したことがあります。 アドリブ味見の会は、音楽を教える場所ではありません。

We do not teach music. We create conditions where people remember how music emerges within them. (私たちは音楽を教えない。 人々が自分の中から音楽が生まれる方法を 「思い出す」ための環境を作るのが仕事だ)

どんなテクニックよりも、リズム、そして奏でる人間そのものが大切。音楽が「音楽として立ち上がる」瞬間を、これからも提供し続けたいと思います。

【お知らせ】自宅で体験できる「デジタル味見の会lite」

今回のワークショップの内容を復習したい方、また遠方で参加できない方に最適なのが

「デジタル味見の会lite」です。

  • 月額500円(コーヒー1杯分)で、アドリブの真髄に触れるビデオ音源が視聴可能。

  • 2月28日まで「3日間無料お試し」を実施中。

今回の「味見の会」のおさらいはもちろん、未経験の方でも「音楽が生まれる感覚」を体験いただけます。ぜひこの機会に、あなたの内なる音楽を呼び覚ましてみませんか?

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