【新企画】「だから何なん?の会」開催決定!〜2音に命を吹き込む、究極の引き算〜
- Hirofumi Okamoto
- 4 日前
- 読了時間: 4分
こんにちは!次回の「アドリブ味見の会」は、
いつもとは一味……いえだいぶん違います。
その名も、「だから何なん?の会」。
先日、バイオリンの木村ナンシー直子さんと、ゆっくり話す機会がありました。
ナンシーさんは、参加者目線で語ってくださいました。

「特に、音登夢に来られる人は、小さい頃からバイオリンを弾いていて、
アドリブ味見の会ぐらいの事はすぐ弾ける。思った以上に楽しい!とみんな思う。
けど、テクニック的には簡単すぎて
「で、だから何なん?ここからどうするの?」と思ってると思う」
という話でした。
それで、ちょっとした作曲ゲームから始めて、あっという間に2時間。
「うん。なんか出来そうな気がする。だんだん繋がってきた」と、大変楽しんでいただきました。
「これ、面白いね」「面白いですねえ」
「これ種明かしの会とはまた違うんでしょ?」「だいぶ違いますね」
「みんな、こんなのして欲しいと思うわ。」「そうやろか。そんなやったら、やりましょか」
「うんやってみよう。やろうやろう!」
と、言うわけで、また実験企画です。

タイトルは、「だから何なん?の会」
「だから何なん?」という心の声に、真っ向から向き合う
アドリブ味見の会の基本ルールは、
「コードごとに、決められた音だけで自由に1コーラス遊ぶ」という極めてシンプルなものです。
しかし、日常的に難しいパッセージを弾きこなすクラシック奏者や
中上級者の皆さんの中には、正直こう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「……で、これだけを弾かせておいて、だから何なん?」
その感覚、実は大変正直な意見です。
指を動かす技術がある人ほど、音を削ぎ落とされることに物足りなさを感じるのは当然のこと。
ですが、今回の会ではあえてその「だから何なん?」の先にある、
音楽の本質に踏み込んでみたいと思います。
こう感じているなら、
あなたは、もう絶対来る価値があります。
1. 「技術の壁」にぶつかっている熟練者
楽譜があれば完璧に弾けるが、
白紙(アドリブ)を渡されると
フリーズしてしまう方。
「難しい曲を弾くこと」が目的になってしまい、
音楽を楽しむ心を忘れかけている方。
指を動かす技術(テクニック)よりも、
心に響く「1音」を探したい方。
2. 「理論派」で考えすぎてしまう方
コード理論やスケールを勉強しすぎて、逆にどの音を弾けばいいか迷子になっている方。
「正しい音」を弾くとは何か?ばかり気にして、「生きた音」を出すのが怖くなっている方。
引き算の美学を学び、自分の演奏に「余裕(余白)」を持たせたい方。
3. クラシック・吹奏楽などの
「再現芸術」のアスリート
「たった2音で何ができるの?」と、心の中でツッコミを入れた方。
コンクールや試験のプレッシャーから離れ、純粋に音と戯れる時間を持ちたい方。
自分の楽器を使って「作曲家」の視点を手に入れたい方。
なぜ、あえて「これだけ」なのか?
これは単なる初心者向けのエクササイズではありません。
実は、「シンプルな音使いで、いかに一つの作品として成立させるか」という、
割と高度な作曲レッスンのバリエーションなのです。
• 究極の選択:
100音の中から選ぶのではなく、
選び抜いた「2音」にどれだけの説得力を持たせられるか。
• 音価と休符の魔術:
音数が少ないからこそ、
その1音の「長さ」や「間」が
雄弁に物語を紡ぎ始めます。
• アーティキュレーションの勝負:
同じ2音でも、
ささやくようなピアニッシモなのか、
鋭いアクセントなのか。
1音に込める魂の密度が変わります。
「難しい」ができる人の
新しい贅沢。
ベートーヴェンの『運命』の主題も、
実質はわずかな音の組み合わせから始まっています。
「難しいことはできる。
けれど、シンプルなことで人を感動させられるか?」
この問いは、テクニックを極めた表現者にとって、
最も贅沢で、最もスリリングな挑戦になるはずです。 次の段階もお見せします。
絞り切ることから次にどう、何を広げていくのかも
お伝えします。
複雑なものは、ただのシンプルなものの複合体なんです。
「これを弾いて、ほんで、だから何なん?」
そう思ったあなたこそ、
ぜひ楽器を持って遊びに来てください。
今回も「アドリブ味見の会」がモットーにしている、
現場>実感>言葉にする
の順番を守ります。
あなたの2音が、1コーラス終わる頃には
「かけがえのない、自分だけのメロディ」に
変わっているはず。
「だから何なん?」という言葉は、
実は現状を打破するエネルギーに満ちた言葉。
「だから何なん?」という言葉は、
実は現状を打破するエネルギーに満ちた言葉です。
この会を通じて、
技術の鎧を脱ぎ捨てた後に残る
「純粋な音楽の輝き」を、
皆さんと一緒に味わえることを願っています! ご予約は、以下から https://www.kyoto-music.com/schedule