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アドリブは才能じゃない。正しい順序と体験による、と思います。

更新日:2月6日

アドリブ味見の会は、

「アドリブは一部の才能ある人のものではなく、正しい順序と体験によって、誰もが“入り口”に立てる」という思想から生まれました。


主宰者・岡本博文が長年、クラシック、ジャズ、即興音楽の現場と教育の両方に関わる中で強く感じてきたのは、「多くの人が、アドリブを“理解する前に諦めてしまっている”」という現実でした。

さうりるでのアドリブ味見の会、ぱく よんせ氏と岡本博文(ギター)
さうりるでのアドリブ味見の会、ぱく よんせ氏と岡本博文(ギター)

従来の音楽教育では、理論や完成形の模倣が先行し、「自分で音を選ぶ感覚」に触れる前に挫折が起こりがちです。アドリブ味見の会は、そこに疑問を持ち、いきなり自由に弾かせるのでも、理論を詰め込むのでもない第三の道として構想されました。


名前にある「味見」とは、完成や上達を目的とする場ではなく、音楽の“感覚”を安全に、少量ずつ体験する場であることを意味しています。


最初はゆっくりとしたバラードテンポから始まり、短いフレーズの「対話」を通じて、参加者は「正解を探す脳」ではなく、「聴いて反応する身体」を目覚めさせていきます。


この手法は、初心者だけでなく、長年演奏してきた上級者やクラシック奏者にも大きな発見をもたらしました。「いつもと違う脳を使っている感じがする」「考える前に音が出る瞬間がある」といった声が多く寄せられ、短期間で演奏の質が変化する参加者も少なくありません。


また、アドリブ味見の会は単なる演奏ワークショップではありません。年齢、経験、楽器の違いを越え、人と人が“音で頼り合う”小さなコミュニティとして育ってきました。ここでは競争も評価もなく、「失敗が許される空気」そのものが、音楽の一部として大切にされています。


現在、アドリブ味見の会は、対面での定期開催に加え、デジタルコンテンツやサブスクリプションへと広がりつつありますが、その核にあるのは一貫して 「人生を調律する音」

Music that tunes your life.

という理念です。


消費される音楽ではなく、人生と静かに調和する音楽を。

アドリブ味見の会は、その入口として、これからも“味見できる場”であり続けます。

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