岡本チルドレン、3時間の本気。普段できないところまで、とことんやった「アドリブ味見の会」2026.9.3
9月3日の「アドリブ味見の会」は、大変コアな会になりました。
今回は、毎回参加してくださっている岡本のギター教室の生徒さんたちだけでの開催。
こういう会は、毎回スペシャルな会になります。

というのも、参加者全員が、岡本メソッドの本来大事な部分を占める「ウォーミングアップ」を普段からやっている。
そして、その次の段階にある「ジャズに聞こえる9つの扉」も、日常的に取り組んでいる。
さらに、バイオリンの西村泳子さんも、アシスタント育成メニューとして、この2つを普段から実践しています。
今回は、楽器の違う4人が、それぞれのテイストで岡本メソッドにアプローチする、特別な3時間になりました。
まずは、気が済むまでウォーミングアップ
最初はウォーミングアップから。
リズミカルな練習メニュー。
そして、自然な8分音符を作るための特殊なメニュー。
普段のアドリブ味見の会では、時間の都合もあって、ここまでじっくりやることはできません。
でも、この日は違います。
気が済むまでやる。
それぞれが自分の身体と楽器に向き合い、音が自然に出てくるところまで準備します。
そして、そのまま演奏へ。
「ストーリー」を保ちながら、頂点まで持っていく
次に、ストーリー性のある単純なコード進行でソロを展開します。
ここには、一つのルールがあります。
演奏を始めたら、
ストーリーを保ちながら、常に盛り上がっていく。
そして、頂点を迎えたら、演奏を止める。
これだけです。
派手なフレーズを弾かなければいけないわけではありません。
速いフレーズも、難しいコードも必要ありません。
ただ、
あるべきところに、あるべきストーリーがある。
それだけで、音楽は自然に盛り上がります。
西村さんも、演奏を聴きながら、
「さすが、岡本チルドレン」
と目を丸くしていました。
「ストーリー」は、見せ合わないと分からない
これは、普段のレッスンではなかなかできません。
4人が順番にソロを展開し、それぞれのストーリーを見せ合う。
どういうところで音楽が動き出すのか。
どこで緊張感が生まれるのか。
どうやって頂点を作るのか。
そして、どうやって終わるのか。
頭で説明するだけでは、なかなか分かりません。
実際に演奏して、聴いて、体感する。
それが必要です。
だからこそ、この日の3時間には、とても大きな意味がありました。
そしてAll of Me。バンバン出てくるアルペジオ
後半は、早いテンポで「All of Me」。
ここでは、みんながバンバンとアルペジオを繰り出してきます。
正直、僕もびっくりしました。
わずか2年弱で、みんなここまでできるようになったのか!
と思いました。
そして、西村さんの進境も著しい。
楽器は違っても、音楽として真剣にやりとりする。
それぞれの音を聴きながら、反応する。
その時間が、どんどん濃くなっていきます。
最後は、バッキングと「合いの手」
ほぼ全員がへとへとになったところで、今度はバッキングと「合いの手」の練習です。
これも、普段はなかなか時間を取れません。
ソロを弾くことだけではなく、
人の演奏にどう反応するか。
相手のフレーズを聴いて、どこで入るのか。
どんな音を返すのか。
どこでは、あえて入らないのか。
「合いの手」は、とても実践的です。
でも、実際にやってみると、かなり難しい。
だからこそ、こういう時間が大切です。
今まででも、相当トップクラスの3時間
振り返ってみると、この日は、
ウォーミングアップから始まり、
リズム。
自然な8分音符。
ストーリー性のあるソロ。
早いテンポでの「All of Me」。
アルペジオ。
バッキング。
そして、合いの手。
普段なら、それぞれ別の時間に扱うようなことを、一気に詰め込みました。
それでも、最後まで音楽として成立していた。
むしろ、最後になるほど、みんなの演奏が自由になっていった。
「ここまでやれば、どんな時でも、みんな満足できる演奏ができる」
そんな確信を持てる3時間でした。
アドリブは、派手なことをするためのものではありません。
自分の音を聴き、人の音を聴き、その場で音楽を作っていく。
そのための準備ができていれば、楽器が違っても、経験年数が違っても、一緒に音楽ができます。
9月3日は、そのことを改めて実感した一日でした。
いつでも、お待ちしています。
次回は、10月15日アイガットサロン
アイガットサロンは年内、あと2回
https://www.kyoto-music.com/schedule




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